マリーアントワネット

2006年フランス/アメリカ
原作者:アントニア フレイザー
監督:ソフィア・コッポラ
脚本:ソフィア・コッポラ
製作総指揮:フランシス・フォード コッポラ
出演者:キルスティン・ダンスト/ジェイソン・シュワルツマン
       マリアンヌ・フェイスフル/リップ・トーン
       オーロール・クレマン/ズ・バーン/シャーリー･ヘンダーソン

オーストラリアの皇女キルスティン・ダンスト演じるマリーは
14才の時フランス王太子ジェイソン・シュワルツマン演じる
ルイ16世に嫁ぐこととなった
不安と希望を胸にベルサイユ宮殿に行くが
上辺だけ取り繕う人々や愛情のない夫婦生活に
日々寂しさを募らせる
愛情深く育ったマリーだが悪意溢れる周囲の噂に傷つき
贅沢なドレスやパーティなどでストレスを発散するようになる

何て可愛らしくて豪華！
ポスターやパンフレットなども
ピンクを基調にケーキやドレス
パンプスやシューズなどなど・・
14才のマリーを演じるキルスティンもチャーミングだ
普段は老け顔などと酷評されることもある
キルスティンだが本当に可愛らしい
音楽も今までの歴史物の映画とは全く異なり
全編にわたってポップ調でキュート
ビジュアルを見てるだけでも楽しかった
いやいや宮殿からして本物なんですものね

ストーリーとしては語られつくしている感の強い
マリー・アントワネットの物語である
一般の人にとっては「ベルサイユの薔薇」の
マリー・アントワネットが一番身近だろうか
私を含めて（笑）
しかしソフィア・コッポラ監督は
ただただ超有名な一人の孤独な女性を
描きたかったっんではないでしょうか
映画のコピーも
「恋した、朝まで遊んだ。全世界に見つめられながら」
ですもの。フランス革命などどうでもいいんですこの映画は
ただ私はソフィア・コッポラ監督の映画って
ちょっと苦手なんですよ
才能溢れる人だとは思うんですが
必ずと言っていいほど途中落ちそうになります（笑）
居心地が良すぎるのかしら？

ちょっと余談なんですが私は映画を観る時
後方の席で観ます
この映画も最初は一番後ろの席を確保
私が着席してからしばらくしてカップルが来ました
彼らは私の席の2つ前・・・
いいんですよそりゃもちろん・・・
ただ彼氏の方が帽子をかぶってました
それも思いきり派手なキャップ
色も5色くらいありカラフルで目のはしにチラチラ
この映画は最初からビジュアルを楽しみたかったので
彼らの前の席に移動しました
無言の抗議わかってくれたかしら？