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2004年カナダ/イギリス/イタリア/南アフリカ
監督:テリー・ジョージ
出演者:ドン・チードル/ソフィー・オコネド
       ニック・ノルティ/ホアキン・フェニックス



1994年ーアフリカ・ルワンダで長年続いていた
民族対立が大虐殺に発展
100日で100万人もの人々が惨殺された

ルワンダの首都キガリで外資系高級ホテルの
支配人を務めるドン・チードル演じるポールは
近くフツ族の民兵によるツチ族の虐殺が
始まるという噂を耳にする
やがてフツ族大統領が暗殺され噂は現実のものとなる
フツ族のポールはツチ族の妻ソフィー・オコネドー
演じるタティアナと息子たちそして隣人たちを
守るためホテルに匿う


何と言う壮絶な映画なんだろう
たった、たった10年ちょっと前に
民族の違いと言うだけで殺されなければ
ならなかった人々・・・その数100万人である
平和な日本に生まれ世界のどこかで
実際起こっている戦争も他人事の私達
心のどこかでほっとしている自分がいる・・・
そんな自分がとても恥ずかしいと感じてしまう
ホアキン・フェニックス演じる報道カメラマンが言い放つ
「テレビの前の人々は怖いねと言うだけでディナーを続ける」
・・・まるで自分の事を言われているようだ
心が苦しく痛くなる作品だ

この映画はポールをヒーローとして
扱っているわけではない
ツチ族の隣人がフツ族の民兵に襲われていても
助ける事すらできない普通の男だ
ただ家族を守りたい一心で
外資系ホテルの支配人という立場を利用し
結果的に1200人もの人々を救うことになるのだ
大国や国連でさえも内政干渉に弱腰になる
頼りになるものは自分自身だけ
根底にあるのはただただ家族への愛情
この描かれかたがとても良かったです
ドン・チードルの演技もすばらしかったです

映画のキャッチコピー
「愛する家族を守りたい。」
ただ1つの強い思いが、1200人の命を救った・・・


心が元気な時に観ることをお勧めします

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