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2005年アメリカ
監督:サム・メンデス 
出演:ジェイク・ギレンホール/ピーター・サースガード
   ルーカス・ブラック/クリス・クーパー
     ジェイミー・フォックス/ブライアン・ケイシー 

祖父も父も海兵隊員だった青年ジェイク・ギレンホール
演じるスオフォード
18才になって迷わず海兵隊に入隊し厳しい訓練に耐え
偵察狙撃隊STAの候補に抜擢される
原作は湾岸戦争での実体験を赤裸々につづった
A・スオフォードのベストセラー小説
それをアメリカン・ビューティーのサム・メンデス監督が
映画化した作品である


ジャーヘッドと言うのはポットのように刈り上げた頭
という海兵隊員の通称なんだそうだ
なるほどバスに揺られている男達はみんなジャーヘッドだ
もうひとつポットのように刈り上げた頭=頭が空っぽの海兵隊員
という意味もあるそうだ・・・おもしろい
戦争映画はちょっと苦手なのだが実話と言うのと
ジェイク・ギレンホールが気になって観た作品

彼らの最大の敵は退屈だ
敵の姿などどこにもない砂漠に従軍し
ひたすら待ち続ける若き海兵隊員達の退屈と狂気
175日ひたすら待ち続け終戦
狙撃兵達は1発の銃も撃たず一人も殺す事なく帰還する
空爆とメディアが主導のハイテク戦争の影に
彼らの退屈な戦争があった
生きるか死ぬかの選択をつき付けられない分だけ
若いエネルギーを持て余した男達の生々しい現実
サム・メンデス監督の砂漠の過酷さの表現もいいし
音楽もポップだ、残念なのは戦争の暗さがなかった事くらいか
ジェイク・ギレンホールも良かったが
ピーター・サースガードの切れた演技も見ものである

男は何年も銃を持ち、そして戦争に行く
帰国しもう銃は手にしない
だがその手で何をしても女を愛したり
家を建てたり息子のオシメをかえてもその手は銃を覚えている
・・・さすが銃社会のアメリカ男のセリフである

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