セルラー

2004年アメリカ
監督:デイヴィッド・R.エリス
原案:ラリー・コーエン
出演者:キム・ベイシンガー/ジェイソン・ステイサム
       ウィリアム・H・メイシー /ノア・エメリッヒ
　　　 クリス・エヴァンス

生物教師のキム・ベイシンガー演じるジェシカは
11才の息子と不動産会社に勤める夫と平凡だが
幸せな日々を暮らしていた
ある日自宅に侵入して来た身知らぬ男達に
誘拐され民家の屋根裏と思われる部屋に監禁される
部屋にはめちゃくちゃに壊された電話機が1台
何とか電話線を復旧させやっと繋がった見知らぬ
男性・クリス・エヴァンス演じるライアンに助けを求める

久々に本当におもしろいアメリカ映画を観ました
携帯電話をドーンと真ん中に置いたサスペンス
電話が主役の映画ですぐ思い浮かぶのは
コリン・ファレルの「フォーン・ブース」でしょうか
そのフォーン・ブースの脚本を書いた
ラリー・コーエンが今度は携帯を使ってきました
今度は携帯ですので動きがあります
充電も切れそうになります。電波も切れそうになります
混線もしちゃいます。ハラハラします

この映画CMで観ておもしろそうだなぁと思ったのも
つかのま公開もあっと言う間に終わってしまった
いつか観たいと思いつつやっと観れました
キム・ベイシンガー久しぶりに見ました
L.A.コンフィデンシャルでアカデミー助演女優賞を
取ったんですよね？
やっぱりうまい演技で見る者を惹きつけます
あたし的には何と言ってもジェイソン・ステイサムの
悪役が嬉しかったですね
トランスポーターでヒーローなんか
やっちゃってるけど本領発揮ってとこでしょうか
もちろんヒーローも似合ってますが
あとウィリアム・H・メイシーも良かった
昼行灯なんだけど決めるところはビシッと決めます
クリス・エヴァンスも最初はお調子ものの
軽い男の子なんだけどだんだんと映画の中で
男っぽく成長していきます
みんなに薦めたくなる作品です