機械仕掛けの小児病棟

2006年スペイン
監督：ジャウマ・バラゲロ
出演：キャリスタ・フロックハート/チャード・ロクスバーグ
          エレナ・アナヤ/ジェマ・ジョーンズ

イギリスのワイト島
マーシー・フォールズ小児病院は建物の
老朽化が激しく閉鎖が決まっていた
その閉鎖間近の小児病院に
キャリスタ・ブロックハート演じる看護師の
エイミーが赴任してくる
エイミーは患者の子供たちと打ち解けようと
努力するが子供たちは皆どこか神経質で
何かにおびえているようだった

キャッチフレーズ
「痛いほどに新感覚の恐怖」に惹かれて
観に行ったんだけどあまり怖くはなかったです
痛い場面や音もあるんだけど新感覚と言う
ほどではないです
ただホラー映画なんだけど観終わったあと
とても暖かな気持ちになる作品

子供が犠牲になる映画はやっぱり悲しい
ちょっとそこが引っかかり迷ったんだけど
観てよかった
中盤入院患者でもある子供達が
退屈な生活の中でのお楽しみ
映画鑑賞で眠れる森の美女を観るくだりがある
子供達の表情がとてもいい
その中に難病の少女マギーもいた
マギーはこの病院には何かがいるといつも訴えていた
エイミーはマギーの言葉を幼い少女の妄想だと思ったが
やがて彼女自身が説明不可能な超常現象に
次々と襲われることになり調べ始める

マギーは結局亡くなってしまうが自分を最後まで
守ってくれたエイミーに王子様のキスをプレゼントする
ラストシーンのマギーの笑顔が可愛くて悲しい