ディセント

 

2005年イギリス
監督:ニール・マーシャル
出演:シャウナ・マクドナルド/ナタリー・メンドーサ
アレックス・リード/サスキア・マルダー/マイアンナ・バリング

冒険好きのシャウナ・マクドナルド
演じるサラは友達のナタリー・メンドーサー
演じるジュノとアレックス・リード演じる
べスと3人で激流くだりを楽しんだ後、交通事故に遭う
彼女が目を覚ました時、同乗していた夫のポールと
娘のジェシカはすでにこの世にいなかった
1年後そんなサラを元気付けようと冒険マニアのジュノが
企画した冒険旅行に誘う
今年の冒険はアパラチア山脈のチャトゥガー国立公園内の
地下300Mへの洞窟探検だった

怖い、痛い、息苦しい
この映画を観たあとの感想です
監督のニール・マーシャルはイギリスの監督さん
前作ドッグ・ソルジャーで注目を浴び
目下ハリウッドでもオファーが殺到中の
英国映画界で最も期待されている若手監督だそうだ
伏線の張りかたもうまいです

 

息苦しい狭い洞窟内で繰り広げられる死闘
クリーチャーが出てきた時はちょっとだけ
退きましたがそれを感じさせないくらいの演出力
もう次から次へ怒涛の恐怖です
この洞窟はすべてセットなんだそうです（そりゃそうだ）
美術スタッフの力量もたいしたものです

6人の女性が登場するわけですが冒険マニアという
設定のためかみんな素晴らしく身体能力が高い
普段から鍛えているんですねぇ
6人の女性達・・・何も問題がないわけではありません
中盤から後半にかけてそれも浮き彫りにされていく
夫と娘に先立たれまだ立ち直れていないサラが
ある事をきっかけに切れます
終盤、血だらけで立つ彼女を見るとあのキャリーを
彷彿とさせますって言っても別に超能力を使うわけでは
ないんですけどね

そして恐怖のラスト・・・
サラは一人出口を見つけて脱出に成功する
あたしは本当にほっとしたんですよ
ただ何でこんなに引っ張る？とちょっと嫌な予感・・・
あぁ、やっぱりそうなるのか・・・