キングコング

2005年 アメリカ
監督：ピーター・ジャクソン
脚本：ピーター・ジャクソン/フラン・ウォルシュ
出演者：ナオミ・ワッツ /ジャック・ブラック
　　　　エイドリアン・ブロディ/トーマス・クレッチマン
　　　　コリン・ハンクス/ジェイミー・ベル

1933年NY
売れない女優のアンはその日食べるものも
困るくらいの貧困生活を送っていた
そんな彼女が強引で傲慢な
映画監督のカールと出会う
懐かしいキング・コングのリメイク

ピーター･ジャクソン監督の「キングコング」
愛しのオーリを世に送り出してくれた人の作品
今回はトム･ハンクスの息子さん
コリン･ハンクスが出演してました

彼が本当に撮りたかった映画なんだそうだ
オリジナルの「キングコング」は見たことがないが
リメイク版は子供の頃見たような気がする
・・・と言うかストーリーは何となく知っていたから

実はこの映画「別に見たくない」と言う友人を
絶対映画館で見なくちゃって事で無理矢理・・・
3時間と聞いていたから長いなぁと思いつつ出かけた
んー全然長く感じられなかったわ・・・素直におもしろかった
コングが出てくるまでが長いという話しだったけど
確かに長いんだけど、見終わったあとでは気にならない
1933年ーあの時代のNYを知っているわけではないが
きっとこんな感じだったんだろうなぁ
細かいところまできちんと描写されていた

髑髏島に渡ってからはもうジェットコースタームービー
昨今のCG技術の発達に、もうそんなに簡単には
驚かないぞと思って行ったが、すごかった・・・
カメラワークうまいなぁ
コングとアンの絡みも言葉がなくても伝わってくる
カッコよかったよ、漢だよコング
ナオミ･ワッツも綺麗だった
ただやっちゃったね、PJ監督・・
得意のダークとグロまで・・・
たっぷり堪能させてもらったわ
思わず目を覆いたくなる場面も・・・長いってー

素朴な疑問「キングコングは何故金髪美女が好きなのか？」
コングは金髪美女が好きなんじゃなくアンが好きだったんだ・・・
NYで暴れながらアンを探す姿はとても切なかった
髑髏島の夕陽もNYの夕陽もとても美しかった
映画館でこそ堪能できる作品でした

映画が終わってふと隣を見たら
「たいして見たくない」と言っていた彼女が
ぽろぽろ涙を流していた